未培養・難培養微生物(叢)資源の開拓
本研究グループでは、自然界に広く存在する未知・未培養・未利用の生物・遺伝子資源の開拓と拡充を通じて、生物遺伝子資源としての微生物の重要性を明らかにするとともに、生物機能を活用した新しい物質生産技術、環境制御技術の創成やヘルスケア等に資する生物資源・解析情報を提供し、環境調和型社会システムの構築に貢献することを目指しています。
具体的には、次の6つを主たる研究課題としています。
- 未知・未培養微生物ならびに未利用生物資源の探索・分類同定・ライブラリー化
- 未知微生物の新たな生物機能/未知遺伝子・酵素がもつ新機能の発掘・解明と利活用
- 高度環境ゲノム情報解析技術の開発と利用
- 全ゲノム操作技術の開発と利用
- 環境制御・次世代エネルギー生産・植物の高効率栽培や高付加価値化に資する微生物群集の機能解明と利用
- 動物―微生物間相互作用の生理生態学的重要性・進化生態ダイナミクスの解明とその利用