植物由来有用物質の生合成遺伝子探索と機能解析

テーマ

植物は20万種を超えると言われるほど多様な二次代謝物を生産します。一方で、植物体内での蓄積量が少なく、供給を自生する植物からの抽出に依存しているため、過度な収穫や気候変動による生育地域の減少が原因で将来的に供給が不安定化することが懸念されています。当研究室では、様々な植物を対象に、代謝物分析やトランスクリプトーム分析を駆使して有用な二次代謝物の生合成遺伝子探索と、タバコ異種タンパク質発現系を用いた代替生産研究を行っています。