日立総合計画研究所の機関誌「日立総研」(特集:バイオトランスフォーメーションが拓く社会の展望)に、油谷幸代研究部門長の寄稿「デジタル技術がもたらすものづくりBX」が掲載されました。

トピック

寄稿の要旨:

日本政府がバイオエコノミー戦略を決定し、バイオトランスフォーメーション(BX)が加速している。その中心となるバイオものづくりの進展は、デジタル技術やAIとの融合が鍵となる。しかし日本は合成生物学やデータ活用の分野で遅れを取り国際競争力が低下している。日本がこれを打開するためにはデータ品質の向上、新たなAI技術、標準化戦略が必要となってくる。バイオものづくり産業の成功にはデジタル技術基盤の整備が不可欠であり、バイオエコノミー戦略はバイオとデジタルの融合によるデータ連携・利活用の重要性を明記している。ものづくりBXの実現にはデジタル技術の活用が鍵となる。

詳しくは次の日立総合計画研究所のサイトをご覧ください。

URL:Vol.19-2(2024年11月)バイオトランスフォーメーションが拓く社会の展望:株式会社 日立総合計画研究所