南極から新種のレジオネラ属菌の培養に成功。

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当グループの中井 亮佑 研究員は、国立極地研究所、東京医科歯科大学、東邦大学などと協力して、南極の湖からレジオネラ属菌の単離培養に成功し、新種Legionella antarctica(レジオネラ・アンタークティカ)を提案しました。レジオネラ属細菌は、空調設備の冷却塔、浴槽などの衛生管理で重要視される微生物です。当該属として世界初となる低温耐性種の分離に成功したことから、低温条件におけるレジオネラ属菌の検出や抑制など、水処理プロセスの高度化に繋がる知見が得られることが期待されます。詳細は、産総研公式ページの研究成果国立極地研究所のウェブサイトをご覧ください。この成果は、国際学術誌「Microbiology Spectrum」にオンライン掲載されました。