昆虫の呼吸器官形成に関わる新しいメカニズムを解明。

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当グループの菊池 義智 研究グループ付(兼)国立大学法人 北海道大学 大学院農学院 客員准教授、伊藤 英臣 主任研究員らは、国立大学法人 北海道大学 大学院農学院 博士課程学生 Jang Seonghan、石神 広太と共同で、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構、大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 基礎生物学研究所、フランス国立科学研究センター(CNRS)と協力し、昆虫の呼吸器官である「気管」の形成時に、活性酸素種が気管を構成するタンパク質の架橋に関与し、その硬化と形態維持に重要な役割を果たすことを明らかにしました。詳細は、産総研公式ページの研究成果をご覧ください。

この成果は、国際学術誌「Proceedings of the National Academy of Sciences USA」(米国科学アカデミー紀要)にオンライン掲載されました。